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  <title type="text">言の葉のなみだ</title>
  <subtitle type="html">オリジナルの話をちょこちょことあげていこうと思います。
ほぼ恋の話になります。
失恋だったり片思いだったり。
そんな話を綴っていく予定です。
著作権はららにあります。無断転載及び引用はご遠慮ねがいます。</subtitle>
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  <updated>2007-11-14T08:54:12+09:00</updated>
  <author><name>らら</name></author>
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    <published>2007-11-26T21:42:15+09:00</published> 
    <updated>2007-11-26T21:42:15+09:00</updated> 
    <category term="現代" label="現代" />
    <title>恋し </title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[心の天秤が大きく揺れた。<br />
どちらが大切なのか。愛しいのか恋しいのか、欲しいのか。<br />
<br />
嘘で塗り固められた私の心はすぐに答えを出せずにいた。――こんなに最低な女なのに、彼は私に全てを委ねた。これからの未来を。ずっと続くかわからない、短いのか長いのかわからない、私たちの未来を。<br />
<br />
ただ彼は怒るでもなく、そっと「どうしたい？」と尋ねてきた。切れ長の目は伏せられて、そこらの女の人よか綺麗な顔を曇らせて。<br />
<br />
汚い私に問うてきた。<br />
<br />
この身体が彼以外の男に触れられたばかりなのに。<br />
それも一度や二度と言う次元ではなく、彼より他の男に触れられた方が勝る。<br />
それを許す汚れた私に、最後の審判を委ねる彼。<br />
<br />
「君はどうしたい？」<br />
<br />
そう問い掛ける彼の声がいつもより沈んでいたのは確かだ。…微かな違いだけれど。そう気付いたのは、学生時代に激しい波に揉まれながらようやく結ばれた私たちだから気付くので、絆は深かった。……その絆の深さは遠距離になるまで何にも負けないと信じていた。<br />
<br />
けれどそれが夢である事に気付いた。遠距離になっても私たちはプラトニックな関係で、それが私の心に隙間を作った。満たされない欲求が猜疑心を生み、そして満たされたいという欲求が心を蝕んだ。<br />
<br />
そして私は墜ちていった。<br />
<br />
「…どうしたいのか、わからないわ」<br />
<br />
そう吐露すると彼はそうかと呟いた。<br />
<br />
――どうしたいのかわからないけど、満たされたいの。<br />
<br />
心も身体も全て何かが枯渇していて、酷く飢えを感じる。全てがつまらなくて、意味がなくて。寂しいんだ。<br />
<br />
……そう、寂しいんだ。<br />
<br />
「……どうしたいのかわからないけど」<br />
「けど？」<br />
<br />
なんて身勝手な人間なのだろう。彼の愛を無償だと信じて、彼を欺きそして自分さえも偽ってきた。<br />
<br />
なぜ触れてくれないのか。<br />
触れられる場所にある時、触れてくれないもどかしさ。…そして自分から言えないもどかしさ。寂しさ。<br />
<br />
<br />
「寂しいの。寂しかったの」<br />
<br />
自分勝手でごめんなさい。<br />
その時、涙が零れた。<br />
涙を零したのは、いつぶりだろう。寂しくて悲しくて、心が泣く事を拒否し続けた。泣ける程、心に元気がなかったんだ。<br />
<br />
「触れてほしいの……」<br />
<br />
こんなに汚れたけど。<br />
でも最後の審判を下す権利をくれたあなたに、まだ希望を見出だしたいの。<br />
<br />
「私達はもう大人よ…？」<br />
<br />
綺麗な、優しいあなたに触れたいの。悲しくて、恋しくて。あなたで満たされたい――……]]> 
    </content>
    <author>
            <name>らら</name>
        </author>
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    <published>2007-11-14T23:37:26+09:00</published> 
    <updated>2007-11-14T23:37:26+09:00</updated> 
    <category term="現代" label="現代" />
    <title>空 ep.1</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[彼はいつも空ばかり眺めている。<br />
<br />
<br />
―空―<br />
<br />
<br />
 授業中の彼は大抵空を眺めて過ごしている。ややこしい微積だの享保の改革だのと先生が説明していても、頬杖をついて空を眺めている。握られたシャーペンはまるで振子のように、止まった彼の世界で唯一時を刻む。<br />
――これで成績が良いなんて羨まし過ぎる。<br />
私なんか学校で説明されてもすぐに飲み込めなくて、参考書と予備校の授業でようやく…なんて具合なのに。<br />
ふと私も板書するのと理解するのに疲れて、彼と同様に頬杖をついて、あたたかい日差しが差し込む空を見上げた。窓ガラスは随分掃除していないから砂埃なんかで汚れているはずなのに、差し込む日差しがきらきらと輝いて、空が青い。向かって左側が窓寄りで、私の席は廊下よりの後ろ目にある。彼の席は窓のすぐ側の真ん中より席二つ分後ろの位置にある。<br />
 彼がいつもぼんやりと空を眺めているのは、先生もクラスメイトも知っている。けれど誰も彼を咎めたりはしない。――なぜなら彼は成績がよくて授業中にぼんやり空を眺める以外優等生なのだ。時折年配の先生に軽く窘められる事はあっても、大抵の先生方は彼の優等生の肩書きに平伏して咎めたりはしない。<br />
……そんな風に特別扱いされたら他の私たち生徒は不満を覚える。けれどその不満を決して声に出さない。出さないけれど態度には滲み出る。<br />
いじめなんて幼稚な事はしないけど、彼を腫れ物扱いして近寄ろうとはしない。ある意味こういった行動の方が幼稚なのだけど、けれど彼はクラスにあって、でも無い扱いをされる。――まるで空気の様だと常々思う。<br />
ある事があたり前で、でも誰もその存在を意識しない。<br />
だから授業中堂々とよそ見していても誰も気にはしない。それが当たり前だから。<br />
<br />
ふと換気のために開けられた窓からフワリと眠気を覚ます風が舞い込む。<br />
その時、陽に透けた彼の髪がなびいた。瞬間、私の胸はざわついた。別段絵になる様な姿ではないのに、億劫な鼓動をしていた胸が、その瞬間に急激にとくとくと存在感を誇示し始めた。ざわつく胸が不可思議で、不可思議を起こした彼がおかしくて、ついつい視線を一点。彼を見つめていた。<br />
そしてざわつく胸に気を取られて、振り向いた彼と視線がぶつかってしまった。それはまるで静電気の噛んだ痛さに似ていた。そしていっそう胸がざわつき始める。けれど私は彼から視線をそらす事が出来なかった。恥ずかしいはずなのに。彼の目に飲み込まれて固まってしまった。]]> 
    </content>
    <author>
            <name>らら</name>
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    <published>2007-11-14T18:42:35+09:00</published> 
    <updated>2007-11-14T18:42:35+09:00</updated> 
    <category term="平安" label="平安" />
    <title>夢で</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[夢で貴方さまにお逢いできたらどんなに嬉しい事でしょう。<br />
<br />
<br />
夢<br />
<br />
<br />
そっと目を閉じる。<br />
その瞼に彼の日々がうつる。貴方から初めて頂いた文に薫き染めた香やお手蹟の流れる美しさ。素晴らしい歌。――今も胸の中で燦然と輝く私の春。あの日、私の人生に華が咲いた。身分も容姿もつまらない私に咲いた華。やがて枯れ逝く事がわかっていても、その華の艶やかさに、情熱に、身を投じたいと思った。浮き世の辛さから解き放たれたくて、恋というものを知りたくて。<br />
<br />
そして貴方に溺れた。<br />
<br />
初めて貴方とお逢いした時、心の臓が止る思いだった。月影にほんのりうつる貴方の美しいかんばせ。この世のものとは思えなくて、まさかこんな方と文をやり取りしているとは思わなくて。――ただただ世知辛い世にも、御仏のお慈悲があるとは。御簾をかいくぐってまるで童子のように無邪気に笑う貴方を見て、涙が止まらなかった。<br />
<br />
あの時から私は貴方に溺れた。貴方という捕らえどころのない海で、ただ醜く縋る様に溺れつづけた――……<br />
<br />
「やけに冷えると思いましたら雪が降って参りましたね」<br />
女房が火鉢の中を火鉢棒でかいた。炭のはぜる音をききながら、御簾越しにちらちらと雪片が舞い降りるのを眺めた。――私の春は終わった。<br />
<br />
あの方にとっては一時の戯れに過ぎなかったかもしれない。けれど、私にとって人生の華だった。<br />
<br />
あの方はもうこの世の人ではない。――けれどきっと多くの華やかな浮き名を流したのだからもうこの世には未練がないのかもしれない。<br />
あの方は美しさゆえに尊さゆえに、駒にされて、負けた。あの美しさでも隠しきれない野心に身も心も焦がして、そして甘言をていした臣下のいい様に駒にされ、出家をなさった。<br />
女の私に政はわからない。けれどわからない故にわかる事もあるのだと思う。<br />
あの人は純粋故に、愚かだったのだ。<br />
<br />
<br />
今は穏やかに来世のためにお勤に励まれているそうだ。<br />
――もしまた来世に生まれ変わっても、貴方はこんな人生を求めるのかしら。<br />
そうしたら貴方はまた私とお逢いしてくださるかしら……<br />
<br />
貴方の夢に私は現れましたでしょうか？貴方さまが御出家なさっても逢いたい思いがいやますばかり。<br />
恋を知ってしまった私の心は簡単にはおさまりそうにはありません。ですからどうか私の夢にお姿を見せて下さい。「逢いたかった」と一言言ってくださったら、私はもうこの世に未練はございません。ですからどうか。夢でお逢いしたいのです。]]> 
    </content>
    <author>
            <name>らら</name>
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    <published>2007-11-14T08:58:29+09:00</published> 
    <updated>2007-11-14T08:58:29+09:00</updated> 
    <category term="現代" label="現代" />
    <title>たぶん</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[たぶん、彼は私のことが好きなのだと思う。<br />
&hellip;&hellip;そのことが嬉しい反面、嫌だと感じるのも事実。<br />
彼からメールや電話がきたり、食事に誘われたり。<br />
体調を心配されたり。&hellip;些細な変化、例えば顔色が優れないとか。<br />
そんな自分でも見落としがちな事をあの優しい声で問われると、嬉しいのだ。<br />
胸がふわりと温かくなって、微かに心がときめく。<br />
&hellip;けれどそう思う反面、煩わしいと感じてしまうのも事実だ。<br />
<br />
メールや電話がくると、なんだか彼に干渉されている気分になる。<br />
たとえそんな気が彼に無くても、そう感じてしまうんだ。<br />
「食事にいかないか？」と予定を訊かれるときが、一番そう感じる。<br />
<br />
「なぜわたしの予定をあなたに言わなくてはいけないの」<br />
<br />
食事の予定をつけるためには、私のスケジュールを告げなくては始まらない。<br />
わかっているんだ、わかっている。<br />
あたまではわかっているけど、心が追いつかないんだ。<br />
――わたしは、あなたのものではない&hellip;と。<br />
彼はとても良い人だ。<br />
それは世間一般の評価でもそうであり、私の中の評価もまたそうである。<br />
<br />
けれど彼はいい人であって、いい人以上ではないんだ。<br />
&hellip;冷たいようだけど、極端な話だけど、<br />
たとえ彼と手を繋ぐことがあっても、それ以上のふれあいは想像できない。<br />
いや、想像したくない。<br />
彼が求めても、私は彼が求めるものをあげることはできないし、きっと彼を求めることはない。<br />
<br />
だけど彼は良い人だ。<br />
<br />
何か嫌な事があったり、上手くいかないことがあったら、真っ先に彼に話を聞いてもらいたいと思う。<br />
そして終わりの無い、まとまりの無い、混沌と鬱積した感情を吐き出したいと願うんだ。ただあの優しい声で「それで」と「そうか」と。ただきいてもらいたい。ただ私の言葉に頷いて欲しい。<br />
<br />
ただ彼とはそういった関係でありたい。<br />
<br />
これは私のエゴであるのはわかっている。<br />
彼が私のそういった話に耳を傾けるのは、私とそれ以上の関係を望むが故という事も、子どもではないから理解している。&hellip;子どもではない、私はそういう彼の気持ちを利用して、そこに甘える。<br />
優しい彼は、己の求める気持ちを抑えて、いつまでも優しい彼でいてくれる。<br />
<br />
&hellip;&hellip;私は、卑怯だ。<br />
解っているけど、この甘い優しい彼を突き放せない。<br />
私は、独りじゃ生きていけない。<br />
でも干渉されたくない。<br />
なのに、誰かの優しさがなければ明日を迎えるのが絶望的に思える。<br />
<br />
ごめんねと罪悪感を感じる。<br />
けど、彼は優しい良い人というだけの人で。<br />
全てをゆだねる事が出来ない人。<br />
<br />
たぶんこの関係はそう長くは続かない。<br />
けれど、その終わる日まで、私は彼に甘えるのだろう。<br />
そして彼も、終わりを迎える日まで私をもとめるのだろう。<br />
<br />
いつか迎えるその終わりの日が、<br />
永久に遠く、そして刹那に近くあって欲しい。<br />
今日ではなく昨日で、明日ではなく今日で。<br />
そうあって欲しいと私は願っているのだ。たぶん。]]> 
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            <name>らら</name>
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